体の熱を逃がさない方法

免疫力を上げる方法は多くあります。

その中でも、「体温を上げると免疫力が上がる」という言葉を聞いたことがあると思います。

実際、平熱が低い人と高い人では、低い人の方が風邪やインフルエンザに感染しやすいという事が分かっています。

そのため、免疫力を上げるために、運動や入浴をして体温を上げようと努力している方もいると思われます。

しかし、体温を意図的に上げることは不可能です。

私たちの体温は脳で自動管理されているため、体温が上がると汗をかいて平熱に戻ろうとします。

もし、この機能がないと感染症に罹った時に、熱が上がり続けるという現象が起きます。

この機能は人間にとって安全装置の1つなのです。

このような機能があるため、体温を上げて免疫力を上げるのは不可能です。

ただ、体温が下がらないようにすることは可能です。

その方法は、先に挙げた運動と入浴です。

運動によって筋肉がつくと平熱が下がらないように維持されます。

また、熱を作るために脂肪が燃料として使われるため痩せやすい体になります。

入浴もぬるめのお湯に半身浴をすると体温が下がらないように維持することが出来ます。

さらに、普段の食事にショウガなどの体の熱を逃がさないようにする食材を入れるとより効果が高まります。