美容の敵、シミ。
シミの元は黒色メラニンです。
黒色メラニンは肌が紫外線を浴びたときに、肌を守るために生成されます。
黒色メラニンは生成されると、肌表面に現れます。
肌表面に留まった黒色メラニンがシミです。
肌表面に現れた黒色メラニンは、ターンオーバーのサイクルが短いとすぐにはがれ落ちます。
シミに悩まされることが少ない20代のターンオーバーのサイクルは約28日です。
ターンオーバーのサイクルは、加齢とともに長くなります。
40代は約55日。
50代は約75日です。
ターンオーバーのサイクルが長くなると、黒色メラニンが肌表面に溜まりやすくなります。
肌表面に溜まった黒色メラニンがシミになります。
中年になってシミが頭痛のタネになるのは、ターンオーバーのサイクルが長くなるためです。
紫外線とターンオーバーのサイクルの長さが原因で出来るシミが老人性色素斑です。
老人性色素斑は日光性黒子とも呼ばれます。
老人性色素斑に悩まされる年齢の女性に多い、もう一つのシミが肝斑です。
どちらも茶色のシミです。
見分け方は、シミの境界がはっきりしているか、左右対称かの2点です。
境界がはっきりしていて左右非対称なのが老人性色素斑です。
境界がはっきりせず、左右対称なのが肝斑です。
老人性色素斑も肝斑も自宅でケアが可能なシミです。